新型コロナウイルス感染拡大の影響で実店舗が休業する今、商品を販売できる唯一の販路として「EC」への期待が高まっています。特に全店舗が休止する企業は、商品・人・投資をECへ集中。自社・他社ECサイトに全商品データをアップし、店舗在庫をECの倉庫に移し、さらには販売員がライブ動画を活用して接客販売するといった“あの手この手”のデジタル活用を進めています。こうした「変化対応」は勝ち残りに必須な能力。コロナウイルスという未曾有の社会不安によって、2020年を起点にファッションEC強化施策が加速する予感が強まっています。
8年間の思考が表れる
販路がECしか機能しない事態になるとは誰もが想定できませんでした。それでも、この15年は「ECへのシフト」が消費者の大きな流れで、先行企業はいち早くその変化をとらえてきました。
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