コロナ下で、オンラインの活用が急速に進み、経営課題でも上位にくるEC事業について聞いた。社としてのECへの考え方について157社から回答を得た。そのうちECを行っている企業は123社。「販売好調」と答えた企業が45社あった一方で、「伸び悩んでいる」は71社で前年の回答から増えている。多くの企業がECに参入し、ECでの競争激化やコロナの沈静化によって実店舗で買い物を楽しむ人が増えている背景もあるようだ。
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ECを行っていないと回答した企業は34社。「関心はあるが行えていない」が17社で、これから参入することも考えられる。「あえて行っていない」は13社。リアルでの販売や卸事業に徹する企業があり、その企業の強みに注力しようとしているようだ。
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