9月のファッション小売り商況(速報値、既存店売上高ベース)は、消費増税直前の月で注目されたが、百貨店と専門店で結果が大きく分かれた。百貨店は月半ばまで駆け込み需要は低調だったが、20日過ぎの終盤に急上昇。宝飾品やラグジュアリーブランドをはじめ、婦人服、紳士服、服飾雑貨も伸ばした。一方で専門店は、一部高額品の先買いはあったもののリーズナブルなカジュアル商品には広がらず、効果は少なかった。
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