ファッション小売りのリユースサービス 〝服のプロ〟の私物に高い関心 安心や信頼で循環活発に

2023/11/27 08:00 更新有料会員限定


「サーキュラブル・サプライ」のインスタグラムは、販売員によるスタイリング提案で見せる

 ファッション小売り企業が、リユースサービスに乗り出した。従来の二次流通と異なるのは、自社社員の服や雑貨を売る点。オンラインで顧客との接点を広げながら販売する。〝服のプロフェッショナル〟が愛用した商品とあって、安心感や信頼感で支持される。

(相神優波、関麻生衣)

【関連記事】アダストリア、フリマサービス「ドットシィ」をスタート

服好きがリピート

 ベイクルーズグループは、「サーキュラブル・サプライ」を3年前に始めた。福利厚生の一環。社員が出品し、価値ある商品が見つかると服好きの幅広い年代でリピート客が増えている。

 20年4月に1号店を出した。既存レーベルの一角やストックルームを活用した実店舗が東京・新宿と大阪・堀江、京都にあり、「ラクマ」「メルカリ」などのフリマアプリでも販売している。最近では商業施設からの引き合いもあり、期間限定店も出している。

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約すると続きを読むことができます。

ログイン契約して読む

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定デジタルニュースピックアップニュース



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事