ファッション小売り企業が、リユースサービスに乗り出した。従来の二次流通と異なるのは、自社社員の服や雑貨を売る点。オンラインで顧客との接点を広げながら販売する。〝服のプロフェッショナル〟が愛用した商品とあって、安心感や信頼感で支持される。
(相神優波、関麻生衣)
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服好きがリピート
ベイクルーズグループは、「サーキュラブル・サプライ」を3年前に始めた。福利厚生の一環。社員が出品し、価値ある商品が見つかると服好きの幅広い年代でリピート客が増えている。
20年4月に1号店を出した。既存レーベルの一角やストックルームを活用した実店舗が東京・新宿と大阪・堀江、京都にあり、「ラクマ」「メルカリ」などのフリマアプリでも販売している。最近では商業施設からの引き合いもあり、期間限定店も出している。
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