ユニフォーム立て直す
――足元の事業環境は。
第1四半期(4~6月)は苦戦しながらも予算は達成しました。前年同期の実績もクリアしましたし、数字上はまずまず。ただし、分野別に中身を見ると濃淡があります。
良かったのは中東向け民族衣装用生地の輸出。中東はコロナ禍からいち早く立ち直り、昨年から市況はかなり改善していました。私たちの販売状況を見ても、コロナ禍より前の絶好調に近いレベルに戻ってきた。カジュアル製品も国内の店頭販売が順調ですので悪くない。
苦戦しているのは寝装や原糸販売、とりわけユニフォームは売り上げが回復傾向にあるものの、利益面で最も苦戦した分野です。原材料コストの上昇分を価格にまだまだ転嫁できていません。エネルギーコストも高止まりで、厳しい状況が続いています。
――今後の重点は。
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