私的整理を行った旧スパイバーの事業を譲り受け、新生スパイバーが4月1日に事業を開始した。代表取締役CEO(最高経営責任者)に就任した川名麻耶氏は、「これまで積み上げてきた技術は地球規模の課題を解決する稀有(けう)な存在。スパイバーという『大器』を世界に誇れる完成形に導く」とコメントした。
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旧スパイバーの事業のうち、米国事業など一部を除き全てを譲り受けた。川名氏は「事業戦略および全社のガバナンス構築の全責任を担い、事業の早期収益化を主導」する。
旧スパイバーを創業した関山和秀、菅原潤一両氏は経営から退くが、主席研究員として残留。「研究開発の連続性を担保しつつ、社会実装に向けたボトルネックを迅速に解消する」体制をとった。このほか旧スパイバーで米事業をけん引したダニエル・マイヤー氏が戦略財務責任者に、人工たんぱく質「ブリュード・プロテイン」に関わる特許を多数持つリ・ジアン氏が研究開発責任者に就任した。
発足には、ゴールドウイン、小松マテーレ、島精機製作所、カジグループ、兼松など旧スパイバーの出資者・取引先が歓迎コメントを寄せた。
