タトラス17年秋冬 新鮮ビッグシャツタイプ

2017/06/23 04:25 更新


「タトラス」17年秋冬

 ダウンブランド「タトラス」の17年秋冬は、ミラノを拠点とするデザイナー、ルチオ・バノッティとの協業ラインが新鮮だ。バノッティ自身のコレクションは男性と女性が共有して着られるようなユニセックスなデザインが多く、協業ラインもそんな雰囲気。ウィメンズもメンズもビッグシャツタイプが中心となる。タトラスの定番ラインは、特にウィメンズは細身のフィット感が特徴だが、それとは違う味で、商品のバリエーションがさらに広がった。

ルチオ・バノッティ協業ラインレディス10万円

 ビッグシャツコートは、すとんとしたシルエット。表側にはダウンパックの縫い目がなく、裾のサイドを丸くカットし後ろ身頃が長いなど、まさにシャツの形になっている。膝下丈なので暖かさも十分のようだ。無地のほか今年っぽいハウンドツース×裏ストライプなどがある。

迷彩柄メンズブルゾン(11万円)

 メインコレクションはコンビネーションをテーマに、無地とレパード柄、リバーシブルタイプなど色柄、素材を掛け合わせたものが揃う。ほかに、オリーブグリーンのモッズコートなどミリタリーのシリーズ、迷彩柄、カシミヤコートとのセット、昨年から出している西陣織のMA-1タイプなど。メンズの通勤タイプも増やしており、スーツの上に着られるミドル丈がある。

 また、米国への進出に取り組み、米国市場が好むエコファー、フェイクスエードのカジュアルなアイテムも作った。



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