「テム」が日本国内事業者招致プログラムを開始

2025/01/28 10:59 更新


 中国PDDホールディングスの越境オンラインマーケットプレイス「Temu」(テム)は、日本国内の販売事業者を自社のオンラインマーケットプレイスに招致するプログラムを開始した。より多くの日本の商品を提供するとともに、日本の事業者の新たな顧客層開拓の一助となることを目的とする。テムの広報担当者は「販売事業者に対して何百万人の新規顧客に直接アクセスできる機会を提供する」としている。

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 現在、同プログラムは招待制となっており、日本国内で登記され、在庫を国内に持つ事業者を対象とする。これにより、国内倉庫からの迅速な配送を実現し、大型商品を含む幅広い商品の販売が可能となる。

 同プラットフォームの「ローカルトゥーローカル」モデルは、英、米、独、仏などの市場でも導入。新規販売事業者の50%以上が、登録後20日以内に初回販売を達成している。

 テムは22年9月に米国でサービスを開始、現在は北米、欧州、中東、アフリカ、アジア、オセアニアを含む80以上の市場で利用されている。日本では23年7月にサービスを開始し、ファッション、ライフスタイル雑貨など幅広い商品群と手頃な価格で購入者を増やしている。



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