「ミントデザインズ」「ビューティフルピープル」といった実力派が登場しました。一方でASEAN諸国からの参加ブランドも目立ち、アジアのファッション文化の盛り上がりを感じた一日です。
アクセサリーで認知の高い「エックソンプラテート」は、アントワープ王立芸術学院出身のタイ人デザイナー。ウエアも含め、完成度の高いアイテムが揃っていました。
ジャカルタファッションウィークから参加したのは、「エトゥ」と「トトン」の2ブランド。エトゥは髪を隠すヒジャブ(スカーフ)着用のムスリムスタイル。と言っても保守的な感じではなく、すごくモダンな感覚に落とし込まれていたのが印象的です。
アセアンファッション市場、奥深いです。
(写真:加茂ヒロユキ、大原広和)
10:30 ウジョー
11:00 エーディグリーファーレンハイト
14:00 キュレイテッド・バイ・エックソンプラサート
15:30 キディル
16:00 エトゥ・バイ・レストゥアングライニ/トトン
19:00 ブラック・バイ・ヴァンキッシュ
20:00 ミントデザインズ
20:30 パッチーケークイーター
21:00 ビューティフルピープル
☆今日の注目
立ち上げ3シーズンめの「キディル」(末安弘明)に勢いがあってノリノリです。
今回は50年代のテディボーイからのイメージ。大きなサクランボの乗ったキャップ(写真)はキラーアイテムとして話題になりそう。
こんなにふざけた感じでチャーミングなのに、プレス資料に書いてあったテーマは「インパーフェクト・ライム」という九鬼周造(哲学者)の押韻論へのオマージュで、そのギャップにまた驚き。