26年春夏トレンド解説 ⑥ビンテージアディクト 使い込んだ質感

2025/11/18 15:00 更新有料会員限定NEW!


 ビンテージテイストのスタイルは、26年春夏コレクションも引き続き目立った。使い込んだような質感、レトロな色柄。古着ブームやリサイクルの流れを背景に、デザインの幅が広がっている。

(青木規子)

【関連記事】26年春夏トレンド解説 ⑤ガールズパワー リズミカルなミニスタイル

 ビンテージテイストは、ストリートと共鳴しながら人気の続くトレンドで、日常を彩るリアルクローズとして注目されている。飴(あめ)色のレザーブルゾン、使い込んで薄くなったようなTシャツ。実際に古着店に並んでいるような60~70年代テイスト、デッドストックを組み合わせたようなデザインも増えている。

ニコロ・パスカレッティ

 デザイナーたちは各国で、古着やビンテージアイテムを探していると聞く。日本でも、おしゃれな若者たちは、目利きのバイヤーによる古着セレクトショップに足しげく通う。ファッション市場はまさにビンテージアディクトの様相だ。使い込まれた古い服ならではのこなれた感じが、リアルなおしゃれのスパイスになる。そのエッセンスが新作に取り入れられた。

エイジングレザー使い

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

無料体験をはじめる

無料体験をはじめる

※無料期間終了後、最低1カ月の有料購読契約が必要です。

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード有料会員限定連載



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事