ユニクロは26年に入って1月にJリーグ、3月にロサンゼルス・ドジャース、9月にはBリーグと相次いでパートナーシップを締結した。大リーグの名門チームや、国内のプロスポーツリーグと協業する狙いはどこにあるのか。これまでのスポーツ分野での同社の取り組みを振り返りながら読み解く。
(柏木均之=本社編集部)
【関連記事】ユニクロ Bリーグとパートナーシップ契約
ウェア開発の知見応用
ユニクロは様々なアスリートやスポーツの支援活動を行っている。グローバルブランドアンバサダーとして7人のアスリートと契約しているほか、団体競技では02年のソルトレークシティー冬季五輪、04年のアテネ五輪で日本選手団にユニフォームを提供し、21年の東京、22年の北京、24年のパリの五輪・パラ大会ではスウェーデン選手団の公式ウェアも提供した。

世界中の注目が集まるスポーツ大会に参加する選手にユニクロのロゴ入りウェアを提供することはグローバルレベルでのブランド認知拡大につながる。プロアスリートが求める機能を満たすウェアを開発することで、一般向け商品のクオリティーを高める効果もある。
一例が「感動パンツ」だ。もともとはアンバサダーの一人であるゴルフのアダム・スコット選手の要望に応じて開発したストレッチ性の高いパンツだ。これを感動パンツと名付けて一般消費者に訴求したところ、グローバルで売れるヒット商品になった。
法人や団体向けユニフォーム事業にも力を入れているユニクロは、24年3月にスウェーデン代表チーム用ウェアの開発チームを法人営業チームと統合し、アスリート向けの服作りで得た知見をユニフォームの企画にも生かしている。
地元クラブの応援拠点
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
※無料期間終了後、最低1カ月の有料購読契約が必要です。
