やっぱり勢いはパンツ ガウチョはボリュームへ
パンツの勢いが加速している。各店共通で売れているのは、やはりガウチョ。高感度層だけにとどまらず、いよいよボリュームゾーンでも挑戦する人が増え始めた。ワイドパンツも好調で、シンプルなストライプ柄が売れている。
引き続きジーンズも人気で、ホワイトデニムとダメージ系の需要が上がっている。ベーシック物を買った後に2、3本目を探している客も。
気温が上がってきた3月後半からはフレアスカートやフェミニンなワンピースも動き出した。トップは全体的にヒットアイテムが少なく、シンプルなカットソートップやニットが売れた。今後はブルゾンやシャツなどの羽織り物を充実していく。雑貨ではサンダルが売れ始めており、今後の伸びに期待がかかる。
《3月の結果》
昨年の売り上げ実績が消費増税前の駆け込み需要の影響で高かったことで、前年実績に届かない店舗が多かった。だが、スプリングコートを軸にヒットアイテムが明確にあったこともあり、前年をイレギュラーと見ると健闘したと捉えている店もある。共通してヒットしたのはトレンチコートで、弾切れを起こしたブランドも。カットソートップも動くようになってきた。
《ローズバッド新宿店》
袖がフリル状になったカットソートップ「シーズオブカリフォルニア・フォー・ローズバッド」6372円、ガウチョパンツ「ローズバッド」8532円、サンダル「ソニアC」1万1880円、ハット「ソルバッティ」6372円
ストライプ柄コート「ローズバッド」1万9224円、引き続き好調な「チャンピオン」との協業カットソートップ4860円、デニムパンツ「ローズバッド」1万2744円、クラッチバッグ「FFバッグス」8532円、シューズ「ジェフリーキャンベル・フォー・ローズバッド」1万8144円
《今月のアピール》
ローズバッド新宿店 トレンチコートやテーラードコートなどの春アウターや、ロング丈のカーディガンなどを中旬までに売り切る。カットソーのトップやワンピースが売れ始めているので、引き続き推していく。3月末まではハウスカードのポイント3倍キャンペーンを行っていたが、4月からは新規会員向けのカード登録キャンペーンを始める。
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