売り場観測・専門店レディス2月 春色で気分を新しく

2020/02/07 06:27 更新有料会員限定


 春らしい色物を充実し、来店を促すとともに、客の購買意欲を高める。この時期はセールの反動による買い控えや、「外はまだ寒いし、春物をどう着たら良いか分からない」と買い物に慎重になりがちだ。色が与える高揚感を保ちながら、着用イメージが湧きやすいスタイリング提案、客の不安や悩みを解消するような接客トークを丁寧にし、購入につなげる。

 アイテムはマキシスカートやプリーツスカート、ブラウス、シャツドレスなどに注目する。ライトグレーのデニムパンツが新鮮だと売れている店もある。雑貨にも期待する。季節問わず使える合皮やレザーのバッグ、定番のバレエシューズを推す店もある。

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ドゥーズィエムクラスルミネ有楽町店

 1月は人気のセーターやニットガウンをセール期に合わせてプロパーで投入し、売れた。中旬には春物も入れてカジュアルな着こなしを見せ、売り場の鮮度を上げた。2月は1日にオリジナルレーベル「エブリデイアイライク」のプレ春物を立ち上げ、人気のパンツが売り切れた。仕入れのアパレルブランド「コグザビッグスモーク」も売れている。黄みがかったベージュの〝バターカラー〟、ピンク、水色など柔らかい色物を増やす。月の後半から本格的に春物を販売し、今シーズン打ち出す女性らしいスタイリングを表現する。

ストール「ベグ&コー」6万9000円、シャツ「フランク&アイリーン」3万2000円、ジーンズ「マザー」2万9000円、バッグ「ローレン・マヌージアン」6万8000円、シューズ「ゴールデングース」12万7000円
肩に巻いたセーターと着用のセーター2万9000円、パンツ2万円「ドゥーズィエムクラス」、バッグ「ザンケッティ」11万円、シューズ「バルダン」3万7000円

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