パンツはワイドとテーパードの2択
百貨店キャリア売り場の5月商戦は、おおむね堅調に推移した。売り上げをリードしたのは依然としてパンツ、そしてブラウス。ワイドパンツが根強い一方で、ベーシックなテーパードも良く売れている。(価格は税込み)
三越銀座店
ゴールデンウイークに新規客を取り込み、売り上げは前年同月比約10%増で推移した。パンツ、ブラウス、ワンピースが好調だった。コンパクトなトップとボリュームのあるボトムの組み合わせを中心に売れている。人気が続いているワイドパンツは、麻混や洗える薄い生地、柄はストライプに支持が集まった。
ワンピースは、ビジネスシーンで着用する人が増えていることから去年より動きが良い。ブラウスはオーバーショルダー、スカートはプリーツが売れ筋のキーワードとなった。秋冬に向けては、より幅が広い〝スーパーワイドパンツ〟が売れるとみる。
ノースリーブのカットソー(1万1880円、「ルフトローブ」)にストライプのワイドパンツ(2万4840円、「イネド」)を合わせて(ともに売り場はフランドルの編集ショップ「スーペリアクローゼット」)
エンボス加工のブラウス(2万8080円)、ワイドパンツ(2万4840円)。(ともに「グリード」、売り場は自主編集「ル・プレイス」)
【関連記事】百貨店キャリア、パンツが人気