最近化粧品の取材が増えている。人によっては服より手軽な価格で日々の気合を入れられるアイテムであり、最近では男女問わず使えるという魅力も大きい。
「デパコス」と呼ばれる主に百貨店で購入する化粧品や「ドラコス」と呼ばれる薬局などで手軽に購入出来る化粧品のほかに、海外ECで購入する化粧品など選択肢も広がっている。いわゆる韓国コスメだけではなく、中国や欧米の化粧品ブランドの商品を購入している20代の友人も少なくない。
セレクトショップなどもオリジナル化粧品の販売を始めている。スキンケアアイテムをスタートしたブランドがあれば、ベースやメイクアップまで幅広く網羅するブランドもある。性別問わずに間口を広くとるのならスキンケア、女性を多くキャッチしたいのならメイクアップなど手法や考え方も色々ある。
個人的には、気分が上がることが一番のポイントだと感じる。1万円を超えるアイシャドーが売れるのは、それを付けているだけで感じられる特別感や高揚感があるからだ。
服でも同じことが言える。新しいアイテムやブランドを作ることも重要だが、それ以上に特別感が求められている。様々なことが制限される中だからこそ着て気分が上がる、自分だけが感じられる特別感のある服を探している人も多いのでは。
(萌)