先日、保険会社から郵便が届いた。何かと思って見ると、何と「個人情報漏洩(ろうえい)のおわび」という。クレジットカード情報は流出していないが、住所や氏名、メールアドレスなどが情報流出したらしい。おわびの印としてクオカード500円分が同封されていた。
以前にも同じようなことがあった。別の企業だが、情報流出があり、クオカードが付けられていた。何かおわびの形式として定形化しているようだ。しかし、保険会社など数十万人に、わびるとなると多大な出費になるだろう。
家にも時折り「不要品買い取ります」と電話がかかってくる。知らないうちに様々な〝闇名簿〟が出回っているようだ。企業も情報管理には敏感になっているが、委託先業者から漏れることもあり完璧を期すのは困難といえる。
最近増えている資産家などを狙った広域強盗も事前に室内の状況まで調べているという。本当に恐ろしいが、もう個人情報は一定流出している。個人情報はあまり知られたくないが、色々な会員登録など必要な場面も多く、情報を守ることは難しい。
(茂)