ビッグジョンの国産ワークブランド「ワールドワーカーズ」は19年春夏、メンズでアンクル丈パンツやオーバーオールを販売する。レディスの提案も強化し、股上がやや深めのワークパンツを打ち出す。
メンズはサンダルやスリッポンなど夏らしい足元に合うように、アンクル丈を用意。ポリエステル・ナイロン混のハリ感のあるウェザーを使ったベイカー、ポリエステルのバックサテンを使ったカーゴパンツがある。シルエットはワイドテーパードで、どちらも1万1000円。
オーバーオールは、ディテールや縫製の仕様などで本格的な作りを目指したもので、デニム、オフホワイト、ヒッコリーの3種類の素材で作った。1万4000円。
レディスはメンズライクな着こなしを好む人が増えていることから、メンズからの派生として提案している。程よい肉厚感のデニムを使ったペインターパンツをはじめ、メンズ同様にウェザーのベイカーパンツ、バックサテンのカーゴパンツを販売する。いずれも3サイズ展開で、メンズと違ってフルレングスにした。ペインターは濃淡2色あり1万1000円。ベイカーも1万1000円、カーゴは1万3000円。
同ブランドは75年にスタートし、10年に再スタートした。ワークブランドが広がる中、18年秋冬から日本製を提案し、差別化を強めている。