エックスガール、秋からリブランディング

2016/05/19 02:55 更新


 ビーズインターナショナルのレディスブランド「エックスガール」は16年秋から、リブランディングを始める。現在、客層が20歳前後と、90年代からの顧客である30代半ばに二極化しており、ややモード感のある商品を増やすことでその間の28~30歳前後の女性を取り込む。

 秋は一気にテイストを変えるのではなく、売れ筋のロゴ入りTシャツやスエットなど、エックスガールらしいストリートテイストは残す。ここに、シルバーカラーのロングプリーツスカート(1万8000円)、ラムレザーのブルゾン(3万9000円)といったモード寄りのアイテムを加えて新しさを出す。人気のコーチジャケットも、ニット素材切り替えのデザインで大人っぽく仕上げた。こうした90年代カジュアルは、かつてのファンには懐かしく、若い世代には新鮮に映るようだ。価格帯は、下は変えず上に広げている。

 今秋には、東京・原宿の旗艦店をリニューアルし、音楽などカルチャーの発信も強める。米国で始まったブランドという原点をアピールするため、海外ブランドとの協業も積極的に行う考えだ。

Tシャツやスエットなどの人気アイテムに、シルバーのプリーツスカートなどを加えて変化を出した



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