ヤギは3月26日、インド・ニューデリー近郊のグルガオンで現地法人、ヤギインターナショナルインディアを立ち上げた。社長には4月1日付でヤギの執行役員になった卜部司グローバルマテリアル本部第一事業部長が就いた。
【関連記事】ヤギ、環境配慮型素材「ユナ・イト」シリーズを訴求 ブランド商標を統一し販売拡大へ
ヤギはインドで大手紡績グループのナハール、子会社の山弥織物と組み、年間1000トン以上のオーガニックコットンを扱っている。「オーガニックコットンのニーズは年々高まっている」(長戸隆之ヤギ上席執行役員グローバルマテリアル本部本部長)ため原料、糸の仕入れをさらに増やす。また「テキスタイル、製品仕入れの強化に加え、輸出の窓口としても活用する」。
生産背景を確立し、日本、欧州、米国、東南アジアなど各地域に向けて販売することを目指す。