ゾゾのブランド古着販売サイト「ゾゾユーズド」が好調だ。昨年末で開設から10年。22年度の商品取扱高は160億円超で、前期比19.3%増だった。6000以上のブランドの古着を常時約60万点掲載する。「サステナブルなファッションを選択できる顧客体験の提供」を掲げ、全社でサステイナビリティー(持続可能性)に力を注ぐ。成長の転機となったのが、下取りサービスの「買い替え割」とAI(人工知能)の導入だ。コストメリットも大きく、買い取り価格も向上している。
(中村維)
ゾゾユーズドの前身は、11年のスタートトゥデイ(現ゾゾ)傘下になったクラウンジュエルのブランド古着のオークションサイト。12年にゾゾユーズドとして、ゾゾタウン上にひもづけた現在の形となった。
変わる意識とコストの圧縮
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