《全国主要SCアンケート調査から㊤》店揃えの再整備へ 課題残すも出店意欲が回復
2023/08/28
繊研新聞社が実施した22年度全国主要SCアンケート(回答数403)では9割余りが売り上げを伸ばした。19年度にはとどかなかったとはいえ、回復は顕著だった。コロナ禍が払拭(ふっしょく)できたとは言い難いが、全体とし...
2023/08/28
繊研新聞社が実施した22年度全国主要SCアンケート(回答数403)では9割余りが売り上げを伸ばした。19年度にはとどかなかったとはいえ、回復は顕著だった。コロナ禍が払拭(ふっしょく)できたとは言い難いが、全体とし...
日本全国に3000を超えるSCが運営されている。売り上げはコロナ禍で水準が下がったとはいえ、22年で28兆円と推定される。日本ショッピングセンター協会(SC協会)はそうした日本の流通の中核を担う業界の団体だ。ディ...
【関連記事】《マクアケ10年「つなぐ」を広げる第2幕へ㊤》成功の方程式崩れ、出番拡大ループ生まれる ――25年9月期にGMV(流通総額)300億円、営業利益率7.5~13.5%を見込む。 プラットフォーマーなので、...
「フラワーマウンテン」が海外の展示会に初めて出展したのは、ミラノで開催されるシューズの見本市「ミカム」内で行われる経済産業省主催のジャパンブース。初回は大きな受注には至らなかったが、それでも8店舗から注文が入った...
マクアケは8月、サービス開始から丸10年を迎えた。提供するサービスを、当初の「クラウドファンディング」(CF)から「応援購入」へと換言し、購入者であるサポーターをプラットフォームに誘引、「実行者」と呼ぶ企業の新規...
日本ではまだメジャーではないが、ヨーロッパで注目されている日本のスニーカーブランド「フラワーマウンテン」。経済産業省や皮革産業連合会などがイタリアの見本市で日本ブランドを紹介するジャパンブースで、販売の手伝いをす...
カシミヤを中心とした紡毛紡績の東洋紡糸工業(大阪府忠岡町)。コロナ沈静化した今年、欧州の市場開拓に本腰を入れ始めた。イタリアやフランスなど欧州の見本市では主力のベビーカシミヤや、カシミヤ・シルクの混紡糸シリーズ、...
「100年物作りを続けてきた綿紡績として、次の100年も事業を続ける」――近藤紡績所(名古屋市)の近藤大揮社長は強い意志を示す。同時に「国内産地が存続できるよう支えたい。紡績業を続けるには、顧客でありパートナーで...
リーマンショック後の立て直しに奔走した石原卓児は、13年6月に社長に就任する。14年3月期の連結売上高は400億円。それから10年で倍増し、23年3月期に850億を超えた。知名度の低さや中古品のイメージから、長く...
「今が一番楽しい」。こう話すのは国内唯一の絹紡糸メーカー、中川絹糸(滋賀県長浜市)の中川嘉隆社長。「年を重ねるにつれて、面白いアイデアがどんどん出てくる」という。これまでの歩みも「とにかく開発」。その積み重ねが会...