《素材メーカー、商社の決算分析⑤》染色加工 増収も原燃料高騰が直撃
2023/05/25
染色加工は本業の染色、サブセグメントの生地・製品販売などいずれも市況回復傾向を受けて2ケタの増収となった。一方、エネルギー代を中心に原燃料のコストアップが期の後半にかけて顕著となり、4社中2社が赤字だった。【関連...
2023/05/25
染色加工は本業の染色、サブセグメントの生地・製品販売などいずれも市況回復傾向を受けて2ケタの増収となった。一方、エネルギー代を中心に原燃料のコストアップが期の後半にかけて顕著となり、4社中2社が赤字だった。【関連...
グローバル化やデジタル化を背景に、ファッションビジネスに関わる知的財産や契約など様々な法律問題を取り扱う法分野「ファッションロー」の重要性がますます高まっている。ファッションローを理解し、対策を取ることは海外を含...
ダブルエックスデベロップメント(岐阜市、戸谷太一社長)が顔の見える生産者として、ファンをつかんでいる。縫製工場は今まで物作りを支える黒衣というイメージがあったが、インスタグラムの動画配信機能IGTVを使って、積極...
紡績の繊維事業は市況の回復に伴って4社が増収となった。減収だった日東紡は原糸事業の撤退が要因。損益面は原燃料高や円安による下押し圧力が強く、売り上げと比べると回復は鈍い。各社はコスト上昇分について適正な価格転嫁も...
紡績の23年3月期決算は、市況回復を背景に5社が増収となった。ダイワボウホールディングス(HD)とクラボウは大幅に収益を伸ばした。ほか4社の営業損益は原燃料高と円安によるコスト上昇が響き、3社が減益、1社が赤字だ...
ヴァレイ(奈良県上牧町)は16年に創業した縫製工場。小ロットに特化してスタートし、18年からは全国の縫製職人パートナーと物作りする「マイホームアトリエ」を実現して独自の物作りを構築している。一方で、コロナ禍に突入...
23年度の事業環境は低調だった22年度下期の流れを引きずり、特に上期は厳しさが継続すると各社予想する。「世界経済は緩やかに回復するが、原燃料価格の高止まりや労働力不足によるインフレ圧力、欧米の利上げなどで停滞感の...
コロナ禍も収束に向かい、日本帰国時の検疫措置も緩和されたことに伴って、「ミラノ・デザインウィーク」にも日本からの出展が戻ってきた。(ミラノ=高橋恵通信員)【関連記事】《ミラノ・デザインウィーク2023③》ヘリテー...
山梨県上野原市にある縫製工場およびブランドの「アグルカ」。運営する井奥の坂戸順子社長が、「服作りが好きで縫製業がしたい」という思いを原動力に、山梨県に移住してまで工場を立ち上げた。取引先だった兵庫県の縫製工場から...
素材メーカー、商社の23年3月期決算が出揃った。コロナ禍の落ち込みから需要は緩やかに回復しつつあるが、半導体不足による自動車生産減、中国のロックダウン(都市封鎖)などが水を差した。ロシアのウクライナ侵攻でエネルギ...