《私のビジネス日記》風を運ぶ エスペランサ靴学院学院長 大山一哲
2025/12/10
私は、西成の靴屋の息子として生まれた時から、53年間靴とともに歩み続けてきた。しかしそれは私だけではない。靴は全ての人にとって「人生のパートナー」と言っても過言ではない。生まれてから死ぬまで、人生の長い道のりを伴...
2025/12/10
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靴下メーカーの三笠は、来年夏の稼働をめどに奈良県大和高田市に新工場を建設中だ。レッグウェア業界の国内供給量は12億足強。このうち、国産がまだ11%を占めており、他のアイテムと比較すれば健闘している方だ。それでも、...
風景を描いた古いびょうぶ絵と、それを見つめるぬいぐるみの丸い背中。ある美術館のSNSで見つけた写真だ。独特な組み合わせにひかれ、投稿を見ると「ぬいぐるみお泊り会」とある。 調べると子供の大事なぬいぐるみが、子供の...
映画『レッツ・ゲット・ロスト』のリマスター版が、初公開から40年近くを経て再上映された。写真家のブルース・ウェーバーが脚本と監督を手掛けたジャズ・ミュージシャン、チェット・ベイカーのドキュメンタリーだ。 叙情的な...
平日昼間の百貨店メンズフロアを取材で訪れる機会が多いが、いつ行っても来店客はまばらだ。都内の店舗では外国人観光客の姿をちらほら見かけるくらい。ターゲットとなる大人の男性の大半が働いている時間なので、買い物を楽しむ...
今秋の接客ロールプレイング大会で、2万円を超えるアウターを提案し、〝成約〟させた出場者がいた。ほぼ毎年、ロープレ大会を見ているが、提案商品はニットやパンツなど中軽衣料が多く、価格も1万円を超えるのは皆無。その記憶...
来年は日本の暑い夏をどんなアイテムで乗り切るか。性別やテイストの違いにかかわらず、どのブランドにも共通する話題だ。海外ラグジュアリーブランドの展示会では、暑くても快適に過ごせて、エレガントに見えるアイテムが多く揃...
アパレル主力の小売店でジュエリーが売れているという。それも数十万円台のビンテージやインポートものが自家需要で動いているそうだ。 背景は円安や貴金属の高騰だ。ラグジュアリーブランドの値上げラッシュを横目に、「今買う...
明治20年(1887年)創業の当社には、昔からの社訓や、そのほか語り継がれている企業姿勢のような言葉がいくつかあります。その表現は少し古めかしいのですが、内容的には現代にも通じるものがあり、今それらをベースに企業...
ワコールホールディングスの売上高に占める海外事業の構成比は約40%。近年、国内が伸び悩む中で、欧・米・中を主とする海外がカバーしてきた。特に近年堅調なのが欧州。今期もブラビッシモの買収効果で、ワコールヨーロッパの...