コラム

《視点》明るいニュース

2020/10/09

 気が付くと暗い話が頭の中のほとんどを占めている。世界で広がる様々な「分断」とそれをあおる人たち、争い。地球温暖化と気候変動と災害。まだたくさんある。そしてコロナ禍とファッションビジネスの激変、不安。そんな毎日で先...

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《めてみみ》「など」による混乱

2020/10/08

 記事で「など」を使ってしまうことがある。多くの事例がありながら、絞り込んで書かなければならない際に便利だからだ。ただし、「など」に何が含まれるのかが明確でないため、具体性が求められる新聞記事で使うのは好ましくない...



《視点》CFの陳腐化

2020/10/08

 「最近のクラウドファンディング(CF)サイトは商売気が出てきている」とある経営者が教えてくれた。 オール・オア・ナッシング型よりも手数料が確実にCFサイトに入るオールイン型を勧めてきたり、目標金額を低く設定し、す...



《めてみみ》うなぎの寝床

2020/10/07

 「長きにわたるご愛顧ありがとうございました」。このホームページの一文は京都の老舗料亭、幾松のもの。コロナ禍にあって、仕出し料理や持ち帰り弁当など企業努力を重ねたようだが、持ちこたえられなかったようである。京都観光...



《視点》好調の秘訣

2020/10/07

 知り合いの整骨院の話を聞いて驚いた。コロナ禍以前よりも客数が増え、従業員もくたくたに疲れるほど。緊急事態宣言下でも感染防止に努めつつ営業を継続し、さほど客数は減らなかった。最近はコンビニよりも店が増え、競争は高ま...



《めてみみ》このタイミングで

2020/10/06

 ユニクロは今秋から店頭で回収した使用済みの自社製品をリサイクルし、新たな商品に作り替え、販売する「リ・ユニクロ」を開始した。ダウンジャケットから始め、回収、分別、再製品化の仕組みを他の商品でも作るという。 無印良...



《視点》消費者とつながる

2020/10/06

 自粛期間中、ハンドメイド作品のマーケットサイト「ミンネ」やECプラットフォーム「ベイス」を見る時間が増えた。取材先のテキスタイルやニットメーカーで、ショップを開設する動きが盛んだったからだ。 コロナ禍で、テキスタ...



《めてみみ》マニアックな心を刺激

2020/10/05

 「良いものは長く愛用できる」とはアメカジショップの常套(じょうとう)句。「革ジャンなど数十万円と高額だとしても、長い目で見れば決して高い買い物ではない」などと店頭でも言いがちだ。しかし、「それだけしか伝えられない...



《めてみみ》スモールマス

2020/10/02

 販売促進策の重点が、〝マス〟から〝スモールマス〟へ移行するかもしれない。百貨店やSCの販促といえば、物産展などの催事や会員対象のポイントアップ、全館セールだろう。より多くの人を集めること、入店客数を増やすことが販...



《視点》狭く深く

2020/10/02

 コロナ禍にあって、店頭の客足は依然厳しいという声が目立つ。しかし、秋冬の新商品が並び始めたことで、売り上げが前年同期を上回っているという声もちらほらと聞けるようになった。顧客としっかりとした信頼関係を築けている店...