アダストリアの「グローバルワーク」は3月27日、東京・銀座のマロニエゲート銀座3にブランド初のグローバル旗艦店を開く。初年度の売上高目標は10億円以上で、半分をインバウンド購買で見込む。郊外立地のSC店が主力だが、都心の一等地出店で、国内外でブランド価値を高める。3層で売り場面積約1100平方メートル。メンズ・キッズ・レディスをフルラインで揃える。
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東南アジアを軸に海外進出を強化しているため、インバウンドを取り込んで知名度を上げる。多言語対応サイネージを導入したほか、売れ筋を集積する1階では、日本食のイラストTシャツや雑貨など、土産にもなる商品を販売する。外国語対応ができるスタッフも多く配置した。海外市場を意識した商品のトライアル販売も検討する。


商品を見やすく大量に並べられる什器や、テレビCMと連動した売り場など、買い物のしやすさにもこだわった。客が商品への意見を出せる機能がある、サイネージ付き試着室も新たに導入した。反応を見て今後の新店や改装に生かす。




将来的には関西にもグローバル旗艦店を出す考えだ。