バストのボリュームを抑える機能性インナーが存在感を増している。かつてはユーザー層や使用シーンが限定的な商品とされてきたが、SNSやECのレビューが多様な潜在需要を映し出した。「これが解決策」と確信した顧客が自発的に発信。市場の裾野を広げる強力な推進力になっている。
(橋口侑佳=本社編集部インナー・レッグウェア、レディスウェア担当)
「小さくしたい」の先
日本人女性のバストサイズは年々大きくなっている。トリンプ・インターナショナル・ジャパンが調査した「ブラジャーのカップ別売上比率」によれば、集計を始めた80年に58.6%を占めていたAカップは18年にわずか数%まで減少。一方、80年に4.5%だったDカップ以上は18年には53.1%と半数を超えた。近年はブラトップ(カップ付きインナー)が広く普及し、A~Cカップの層がこうした製品に移行したとも考えられるが、ワコールが今年調査した「愛用しているブラジャーのタイプ」で、「ブラトップのみ」は16.7%だった。
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