イオンモール仙台上杉が10月8日に開業した。箱型4層の総賃貸面積2万9000平方メートルは、イオンモールでは珍しい都市型のフォーマットで、10月1~7日のソフトオープン期間に15万人を集めるなど順調に立ち上がった。仙台の中心部に近い立地で、小商圏型の施設として定着するための機能が盛り込まれた。
(田村光龍)
集う場
4階に設けた「カミスギワンパーク」は屋内外にまたがった860平方メートルの人工芝を敷いた広場。無料の全天候型の遊び場として地域に流入する子供連れのファミリー層を引き付ける。イベント会場にもする予定で、建築費が高騰しているもとだが、賃貸面積にするよりも集う場の充実を優先した。3階には大型遊具を備えた「もくいくひろば」もある。