アパレルメーカー勤務を経て入社。スパンボンド不織布やスパンデックス「ロイカ」を担当し、海外向けを含む販売プロモーションに携わってきた。24年からはキュプラ「ベンベルグ」を担当する。
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もともとはデザイナー志望。旭化成では同じ繊維でもロイカとベンベルグでサプライチェーンが全く異なるなど、素材や流通の理解が不可欠だ。販売先もファッションアウター、インナーなど幅広く、業界ごとにカルチャーや求められる知識も違うため「慣れるのに時間がかかった」。
現在所属するベンベルグ第一営業部は中国やアジア向けが守備範囲。山本さんはそのなかで、営業の開発商談やブランディングにまたがる仕事をこなし、時には生産場である北陸にも出向く。「お客さんとのコミュニケーションは楽しい」と言い、やり取りを重ね、最終製品として店頭に並んだ時がやりがいを感じる瞬間だ。
最近、うれしかった出来事は、手掛けた広告ビジュアルの写真作品がアワードを受賞したこと。東京都写真美術館でも展示された。
これまで担当してきたインナー、スポーツに加え、4月からはアウターを含む全ての分野を受け持つことになる。ますます忙しくなりそうだが「ここでもう一段頑張ろう」と自らを奮い立たせる。
■山本桐子(やまもと・きりこ)
英国UCA芸術大学卒。15年旭化成せんい(現旭化成)入社。
