若手ブランドを中心とした新しいファッションウィークとしてリニューアルを進めているベルリン・ファッションウィークが、4日間にわたり27年春夏コレクションを披露した。今シーズンからコペンハーゲン・ファッションウィークと同じレベルのサステイナブルの基準を目指して、参加ブランドを募集してきた。ベルリン市内ではファッションショーのほか、プレゼンテーションでの発表も相次いだ。
(小笠原拓郎)
どの都市のファッションウィークでもそうだが、デザイナーにとってはリアリティーとファンタジーをどういうバランスでデザインするのかが課題となる。とりわけ、ドイツのローカルマーケットでビジネスの実績があるブランドは、これまでのスタイルとかけ離れたファンタジーを表現することは難しい。ただ、ローカル市場で定評のあるリアルスタイルをファッションショーで見せても、なかなか見る側に新たな感動は与えられない。バイヤー目線で言えば、ビジネスにはまるのかもしれないけれど。
初めて見たベルリン・ファッションウィークの全体的な評価はそんなところであろうか。ショー形式で発表したブランドをメインに取材し、その中のいくつかはインターナショナルな市場でも通用しそうなクオリティーだ。
デカダンなムード
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