カジュアルメーカーのビショップ(大阪市、電話06・4390・7008)は15~16年秋冬から、国産でダウンアイテムの新ブランド「ザ・ロフト・ラボ」を販売する。国内技術を生かした軽さや暖かさをはじめ、長く楽しめることを前提にディテールやデザインに少しひねりをきかせたメンズ、レディス、マフラーを打ち出す。
アウターは男女向けに4型、レディス専用企画が1型ある。メンズ3サイズ、レディス2サイズで、それぞれでマスターパターンを用意して商品化する。
代表商品は撥水(はっすい)性などを持つナイロンタッサーを表面に使ったフード付きダウンジャケット。フードを取り外し可能にしたほか、厚みのある水牛ボタンや銀色で質感のあるボタンを採用したり、ファスナーの持ち手部分にヌメ革を使ったりする。ベージュ、ネービー、オリーブ、黒の4色、6万2000円。
ほかに表と裏で異なる表情や色が楽しめるリバーシブルベスト(3万5000円)、アウターやインナーダウンとして使えるカーディガン、レディス専用ではショールカラー風にも着こなせるフード付きジャケット(5万9000円)がある。マフラーはソリッドな色と杢調の両面が楽しめ、スナップボタンで固定できる。1万4000円。
どれも欧州のホワイトダックを使い、国内の工場で製品化する。平均で760フィルパワー以上ある。
同社はメンズ、レディス「ケレン」やレディス「カーキー」などを販売しているが、ダウンに特化した新ブランドでは新規開拓にも積極的に取り組む考えだ。