カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は3日、二子玉川ライズSCテラスマーケットに、複合型商業施設「蔦屋家電」をオープンする。
家電や書籍、インテリアやカフェなどをミックスした施設で、九つのテナントが入る。代官山や湘南のTサイトなど、これまでは書籍を軸にライフスタイル提案を行ってきたが、「家電は生活を一変させる力を持つ」として新たな領域に踏み込んだ。
売り場は2フロアで、面積は約7000平方㍍。いずれのフロアにも中心にカフェやラウンジを配置し、その周りを雑誌を集積したブックストリートが走る。外側は衣食住の生活シーンに合わせ、家電・書籍・雑貨とテナントをミックスさせてライフスタイルを提案する。
いたるところにソファを置き、自由に書籍を読むことができる。「ネット時代に行きたくなる居心地の良い家電店にした」という。
1階のテーマは「クリエーターのためのオフィス」。パソコンやスマートフォン、オーディオやカメラを扱う。2階は「居心地の良い家」で、食やインテリア、美容など。
テナントは1階は電動自転車「モトベロ」「スターバックス」「ファミマ!」、2階が家具「アルフレックス」、ボタニカルショップ「ソルソホーム」、輸入玩具「ボーネルンド」、オーディオ・ビジュアル「バング&オルフセン」、カフェ「グッドミールショップ」、ビューティサロン「シーユー・バイ・ウカ」が入る。