汗をかく季節ともなると、聞かれることの多いのが洗濯の問題です。絵表示をさくっと理解し、お客さんにアドバイスができたら頼もしいですね。 どんなものであろうと、「取扱い絵表示に従うのが原則」(花王の消費生活アドバイザー、弦巻和さん)ですが、みなさん正確に読みこなしていますか?3回シリーズでお送りします。
クリーニング表示のイとロとハ(1) 「絵文字じゃないよ、絵表示だよ」
絵表示は、洗い方やアイロンのかけ方など、衣料に適したお手入れ方法を示したもの。洗濯前には必ずチェックしなければなりません。 例えば、この表示。わかりますか?(正解は文末に)
絵表示は、下記のように大きく4つのカテゴリーから成ります。
1、洗い方(水洗い)
2、塩素漂白の可否
3、アイロンのかけ方
4、ドライクリーニング
上記以外にも、「絞り方」や「干し方」がありますが、この4つのカテゴリーの絵表示を理解しているとたいていは事足ります。誤解も少なくないですから、次回から丁寧に見ていきましょう。
(続く)
上の問いの正解⇒水洗いは不可/塩素系漂白剤による漂白も不可/アイロンを使用する時は80℃から120℃の「低い温度」で掛けるのが良くて/ドライクリーニングができますが、溶剤は石油系のものを使用する