伊素材見本市のミラノウニカ(MU)26~27年秋冬が7月に開かれた。MUがトレンドテーマで鍵とした、立体的な表面感や視覚効果で動きを加えるテキスタイルが引き続き良さそうだ。ラメやスパンコールが輝きを放つ華やかな雰囲気もある。
(関麻生衣、写真=マルコ・ベルトリ)
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シャギーやベロアで
秋冬向けということもあり、シャギーやベロアなどで凹凸感を出した生地が揃った。フロッキー加工を施したシアーやウールも散見された。
「立体効果のあるテキスタイルが良い」とはジャッキーテックス。ひし形にまとめたウールの小さな山を均一に並べた生地は、チュールから透けて見えるウールのカーリーな毛が躍動感を与える。
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