OK?NG?色相で“顔映り”七変化

2016/10/01 07:01 更新


ご自身の似合う色、ご存知ですか?お客様にお似合いの色、判別できますか?

『色』はもちろん、『質感』や『形(パターン)』を含め総合的に似合う/似合わないを導き出す理論を体系化、本も出版されている、都外川八恵(ととかわ・やえ)先生の自宅サロンを訪問。診断が始まるや否や、自分で似合うと思っていたことを次々否定され…。(前回から読む

(小平麻由=サプリ編集)

 

4、色相を判定

続いて、色相。ここで見るのは、「青系」が似合うか、「黄色系」※が似合うか、を大まかに判別します。

(※実際には、ブルーベースとイエローベースといい、ブルーを基調とした色のグループ、イエローを基調とした色のグループを指す)

連続でご覧いただきますね?まずは茶色を中心とした黄色系の色相。

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これを現在地に、次に当てる色とどう変化するか見ていきます。  

今度は青系。さっきよりまだまし?

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同じ青系でも、色味が濃く、コントラストが強いパターン。あぁ、なんかしっくり!

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「一番似合う色相はこれね」と先生。私にフィットする色相は、「青系×色味強い×コントラスト強い」パターンだとわかりました。  

同じように、「青系×色味強い×コントラスト強い」で別パターンも試します。

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確かにしっくり。こう考えれば、色バリエーションも楽しめますね。  

反対に、「青系×色味強い×コントラスト強い」パターンから外れた「黄色系」だと、う~んイマイチ。

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6、カラーパレットで確認

似合う色相がわかったら、その色相が所属するカラーパレットで確認。

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こちらは、黄色系のパレット。う~ん…。脇で眺めていた上司からは「幸薄そう」の声。失敬なw  

そこで先生、すかさずパレットをチェンジ!

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こちらが、青系のパレット。しっくり来る色を当てられると、自然と顔がほころんでしまうのが自覚できました。

「自分に似合う」という体験は、どんな時も気分が上がります。  

《勘違い・その三》 中間色やグラデーションカラーは大、大、大好きな色味の一つ…だったのですが、似合わないという事実に愕然。そして自分には派手すぎるかも、と積極的に選んでこなかった「ローヤルブルー」や「真っ赤」「コーラルピンク」といったビビッドでコントラストの強い色が、顔に馴染むとわかりました。

 

7、似合う柄(ドット、ボーダー)

最後に、柄についても検証しました。

ココカラー_ドット ココカラー_ボーダー

 

さきほど、コントラストがはっきりした色が似合うことがわかりましたが、それと同様、輪郭のはっきりしたパターンが似合うタイプとのこと。

ほか、顔のパーツである目の大きさや、顔の輪郭、体格などによって、水玉の玉の大小や、ボーダーの線の太さ・細さも決まってきます。

反対に、輪郭が曖昧で、不規則的な物―例えば、迷彩やヒョウ柄、水彩風の抽象柄などは似合わないことが判明しました。

(続く)



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