大丸松坂屋百貨店「アナザーアドレス」 コレド日本橋に〝無限クローゼット〟

2025/12/19 07:59 更新


広い試着空間、ラウンジスペースの併設を予定する期間限定店「アナザーアドレス」(イメージ)

 大丸松坂屋百貨店が運営するファッションサブスクリプション(定額課金)サービス「アナザーアドレス」は、期間限定で東京のコレド日本橋3階にOMO(オンラインとオフラインの融合)型ストアをオープンする。「価格や接客、在庫に限界のある購入する店舗ではなく、〝無限クローゼット〟として新たなファッション体験を創出する」(田端竜也デジタル戦略推進室DX推進部長兼アナザーアドレス事業責任者)という。期間は26年2月6日~6月15日。

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 期間限定店は店舗面積190平方メートル、常時800着を揃える。同サービスが扱う460ブランド、10万着からの取り寄せ、試着、ウェブ注文した服をその場で持ち帰ることができるなどシームレスに連動させる。接客にはプロのスタイリスト、カラーや骨格診断など専門知識を持ったスタッフを配置する。オンラインで一貫する既存事業だが、リアル店を通じて「アイテムの素材・サイズ感、レンタルや返却の方法、汚破損や休退会のルールなどの不安を解消したい」(同)という課題解決をはじめ、ブランド・サービス認知度の向上に結び付ける。

田端竜也デジタル戦略推進室DX推進部長兼アナザーアドレス事業責任者

 期間限定店を百貨店やパルコへの出店など本格的なグループ連携に向けた実証実験の場にする。所有や消費を前提としたリアル店とレンタルによるシェアリングの互いデメリットを補完してメリットを組み合わせる。OMOストアを確立することで、今後の事業拡大やグループ各店の独自コンテンツの保有などシナジーを発揮する。

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 アナザーアドレスは21年3月からスタートし、レディス、メンズの国内外のデザイナーブランドを扱う。総登録会員数は37万人、累計レンタル数は53万着に達する。主要利用者は「都心で働く大人の女性」で、平均年齢が42歳、東京、大阪、名古屋の在住が95%を占める。

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