大手百貨店の6月売上高(既存店ベース、速報値)は5社中3社が前年同月実績を上回った。国内客、インバウンドともに増収だった。衣料品や服飾雑貨は、台風など天候不良で夏物が振るわなかった。
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三越伊勢丹は、伊勢丹新宿本店が13%増、三越日本橋本店が7%増、銀座店が6%増だった。国内客売り上げが5%増で、ラグジュアリーブランドや宝飾品・時計など高額品が堅調。客単価は14%増加した。
高島屋は、京都店、日本橋店が11%増、大阪店が8%増、新宿店が6%増。国内客売り上げは2%増で、衣料品や服飾雑貨が苦戦したが、ラグジュアリーブランドなど高額品が堅調だった。
大丸松坂屋百貨店は、大丸京都店が11%増、心斎橋店が10%増、神戸店が9%増、札幌店が7%増。大丸梅田店の上層階改装に伴う売り場縮小や前年の万博会場売り上げの反動減で、国内客売り上げは5%減。
阪急阪神百貨店は、阪急うめだ本店が17%増、阪神梅田本店が11%増で、ともに3カ月連続の2ケタ増だった。国内客売り上げは約1割増えた。
近鉄百貨店は、あべのハルカス近鉄本店が9%増。物産展など催事が寄与し、入店客数が前年を上回った。
インバウンドは中国人客の減少が続いているが、高額品による客単価の大幅増で回復基調が継続した。免税売上高は三越伊勢丹が33%増、高島屋が32%増、大丸松坂屋百貨店が23%増となった。
