有力店が選ぶデザイナーランキング

2016/02/09 06:50 更新



 日本の有力セレクトショップのバイヤーや百貨店のディレクターが選ぶ「今の時代を引っ張る最もクリエーティブなデザイナーランキング」で、海外ブランドのランキングに大きな変化があった。

 16年春夏コレクションや16年プレフォールコレクションを経て、ランキングに初めて「グッチ」と「ヴェットモン」が加わった(同ランキングのアンケートは年に2回行っており、今回は16~17年秋冬メンズコレクションの前に行っています)。

 1位のデザイナーは、レディス・メンズともに例年通りの顔ぶれとなった。海外のレディス部門は「セリーヌ」のフィービー・ファイロが引き続き1位。ファイロはセリーヌ就任後の10年から1位の座をキープしている。メンズの海外部門の1位は、「サンローラン」のエディ・スリマン。スリマンの就任以降、3回連続1位になっている。開店して間もない表参道店も好調に動き出している。

 海外部門では、ランキング全体で大きな変化が起きている。これまでは上位ブランドの独走状態が続いたが、今シーズンは「グッチ」や「ヴェットモン」「ロエベ」「JWアンダーソン」などに得票が分散した。

ヴェットモン
ヴェットモン
gucci_ss16_0346
グッチ

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