テキスタイルブランド「イバモトホンテン」のデザイナーの藤岡あやねさんは、デザイナーズビレッジに入居して2年目だ。「日々の心を彩る、ふれて、身にまとう絵画」をコンセプトに、一般消費者向けにオリジナルの生地を販売している。
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誰に届けたいか
藤岡さんは大学卒業後、渡英してテキスタイルデザインを学んだ。帰国後は、兵庫県・西脇市の遠孫織布で現場作業や企画・営業、海外輸出を経験し、20年にイバモトホンテンを立ち上げた。「同じ布でも、お客様によって違う形になり、それぞれの暮らしに一番合う形になるところに面白さを感じた」と話す。