米2大ディスカウンターの22年11月~23年1月決算 売上高と収益力で明暗を分ける

2023/03/07 07:58 更新会員限定


 【サンフランシスコ=立野啓子通信員】米2大ディスカウンターの第4四半期(22年11月~23年1月)決算は、売上高と収益力で明暗を分ける結果となった。ウォルマートは、充実したECと一体化した店舗の利便性で、売上高が前年同期比7.3%増(為替調整後7.9%増)となった。最大の北米ウォルマートが既存店8.3%増、アマゾンと競合するECは17%増、純利益は76.2%増と堅調だった。一方、前年度は絶好調だったターゲットは売上高1.2%増、既存店が前年同期の8.9%増に対し0.7%増と伸び悩み、純利益は43.3%減で、前期に続く収益力の大幅低下となった。

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