日本製ピン仮撚り糸を世界へ 蝶理とエイキが見いだした勝機とは

2026/01/21 15:00 更新有料会員限定NEW!


エイキの元英彦社長。本社工場に最新のピンタイプの仮撚り機2台と試験機1台を導入した

 仮撚り加工を得意とするエイキ(石川県小松市)はこのほど、本社工場の既存高速フリクション仮撚り機をPIN(ピン)タイプの仮撚り機に入れ替えた。この機械を無償で貸与したのは蝶理。約3億円かけてピン仮撚り機2台と試験機1台を導入し、昨年11月から量産を始めた。

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高速から再び低速に

 エイキは、石川県と福井市に本社工場含め5工場を持つ。72年にクリンプ加工業として操業を始め、低速機で仮撚り糸などを生産していたが、90年代には低コストで大量に作れる高速フリクションタイプの仮撚り機に切り替えた。しかしこの間、フリクションタイプと比べると生産性が落ちるピン仮撚り機への置き換えを進めている。今回の設備投資でピン仮撚り機は11台に増え、フリクション6台を上回る。なぜ今、ピンタイプを増強するのか。

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