ミラフローレス(横塚永美子)

2013/09/02 00:00 更新


みなさんいかがお過ごしでしょうか。

リマは夜になるとまだまだ冷え込みますが日中は気持ちのよい風が吹き、そろそろ春の気配です。

ペルーでは9月23日が春の日(ディア・デ・ラ・プリマベラ)で、その日を境にして暦の上では春になるそうです。

今回は前回のお知らせ通り、ミラフローレス区を紹介したいと思います。

前回のセントラルが旧市街なのに対してこちらが新市街になります。国内外のツーリストが必ず立ち寄る場所であり商業/オフィスと高級住宅が混ざり合った場所になります。

特に有名なのが、太平洋沿いにある恋人たちの公園と呼ばれるパルケ・デル.・モール(parque del amor)とサラサル公園 (parque salazar)。サラサルの下にはラルコマール(larcomar)というショッピングセンターがあります。

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朝の早い時間からこのラルコマール周辺ではツーリストはもちろん、犬の散歩、地元のスケーターやランニングなどをしている人たちを沢山見かけます。ポール・マッカートニーも滞在していた際にサイクリングしていたところをパパラッチされてました。また、太平洋を一望できるパラグライダーもツーリストには人気のスポットとなっています。



海側にレンズを向けるとこんな感じ。



 

夕暮れ時もキレイです。

先日、いつも立ち寄るオーガニック食品専門店の並びにあるアンティークショップでとても素敵なマットを見つけました。



 

ペルーの北、アンガッシュ地方で織られた1960年代のマットです。

少々ダメージはあるものの、色がまったく褪めていないのでどうして?とスタッフに訊いたら天然のコチニールで染めたからだよ、と教えてくれました。さすが、コチニール虫の原産国ペルー、コチニールに対して以前は少し偏見がありましたが、見方が変わった気がします。

ボヘミアンスタイルのデザインに目がない私は、もうすべて買い占めたいほど!でも1枚あたり軽く2、3キロはありそう。。。と、すでに日本にどうやって送ろうと計算していた私。。。でも、、どれにしよう?! 値段は250ソルからでした(約8500円)。

ミラフローレスではこのようにクスコやトルヒーヨなどの地方のアンティーク物から、スペインからのアンティーク物、アルゼンチンからのイタリアのアンティーク類などのヨーロッパのアンティークも多く、それを真似てリマで作られた物も多数あります。

また、民芸品とは一線を画すペルーの職人やアーティストの作品もユニークなデザイン物がありますので別の機会に書きますね!

ショッピングの合間や少しおなかが空いた時はラ ルーチャ(La Lucha)がオススメ!です。

スタバやダンキンドーナツなどもあるのですが、ペルーでしか味わえない、チチャロン(豚肉とさつまいものサンド)やペルーのじゃがいもで一番といわれるパパワイロのポテトフライなど、魅力的なメニューが盛り沢山です。チチャロンサンドは日本円でだいたい400円ぐらいです。

 



ランチタイムや夜には行列ができるほど人気のお店なのです。



ザ・ラテンの気さくなスタッフたち。



普通のポテトフライも普通じゃないおいしさ!です。表面はカリカリで中身もかるい!スナック感覚で食べてるような感じです。

ペルーはサルサ、クリームの種類が多いのですが、ハンドメイドマヨ、ケチャップ、マスタード、クレマデアヒ(唐辛子クリーム)で味にアクセントを加えます。一つひとつ作りたてジュースを密封してくれるのも風が強いミラフローレスでは嬉しい配慮。

自他ともに認める南米随一の美食の国、ペルーの首都リマで行われるラテンアメリカ最大の食の祭典、ミストゥーラは今年は9月6日から15日だそうです。今回のイベントの目玉は“パン”だとか!スペイン語になりますがこちらがミストゥーラのサイトになります。チャンスがあればぜひ来秘して参加してみてください。

では、また!



マチュピチュだけじゃない?!もっとディープなペルー情報を知りたい方必見



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