レディスアパレルメーカー、フィオールフィオーレ(大阪市)は自社ブランド「アナナ」の7、8月店頭販売商品の受注が好調だ。SCに出店する専門店では、6月プレセールの比重が高まり7、8月にプロパーで売れる商品が重要になってきているという。
同ブランドは30~40代女性が対象。見込み生産で在庫をストックし、展示会も受注後約2週間で納品する仕組みを強みとする。展示会は今年4月から始め、毎月開く。展示会商品は受注を待たずに生産に入るためスピーディーに対応できる。展示会を設定したことで、「これまでうちの存在が気になっていた新規の専門店、取引が途切れていた店の来場が目立つようになった」と槇本加代社長は話す。
7月店頭商品では、フィッシュテールスカート(1万800円)と袖口を絞ったドルマンスリーブトップの組み合わせ、袖が絞れるブラウスとワイドパンツのストライププリントのセットアップ、綿裏毛のベルト付きガウンコート(1万2800円)、人工スエードボンディングのセットアップなど、今すぐ着られる秋物が売れ筋。
フィッシュテールスカートとドルマンスリーブトップの組み合わせ
人工スエードボンディングのセットアップ