関西から北陸を地盤とする量販店の平和堂は、ショップ化で衣料品を立て直す。19日に改装オープンしたアル・プラザ富山(富山市)で、衣料品、住居関連品を扱う6400平方メートル全てショップとした。新たに開発した11を合わせて21のショップが並んだ。「衣料品は毎年5%減程度でじり貧。ここで思い切った手を打つ」(平松正嗣社長)。靴、かばんを祖業とする同社が、苦戦の続くGMS(総合小売業)の非食料品を、存続に向けて大きく変える。時間をかけて仕組みを整えており、取引先との関係強化を武器に、自社の売り場改革から外部出店まで構想する。
(田村光龍)
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