平和堂、ショップ化で衣料品に活路 見せ方変え接客で売る

2019/10/24 06:27 更新有料会員限定


 関西から北陸を地盤とする量販店の平和堂は、ショップ化で衣料品を立て直す。19日に改装オープンしたアル・プラザ富山(富山市)で、衣料品、住居関連品を扱う6400平方メートル全てショップとした。新たに開発した11を合わせて21のショップが並んだ。「衣料品は毎年5%減程度でじり貧。ここで思い切った手を打つ」(平松正嗣社長)。靴、かばんを祖業とする同社が、苦戦の続くGMS(総合小売業)の非食料品を、存続に向けて大きく変える。時間をかけて仕組みを整えており、取引先との関係強化を武器に、自社の売り場改革から外部出店まで構想する。

(田村光龍)

この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。

すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!

今すぐ登録する

今すぐ登録する

会員の方はこちらからログイン

関連キーワード電子版購読者限定



この記事に関連する記事

このカテゴリーでよく読まれている記事