【ホーチミン=北川民夫】タカシマヤ・ベトナムのホーチミン高島屋は、〝豊かな中間層〟に向けた販売戦略を打ち出し、好調だ。さらなる成長を目指して富裕層に向けた外商対策を推進する。26年以降には、ハノイに国内2店目となるハノイ高島屋を開業する。ASEAN(東南アジア諸国連合)のなかでもベトナムを最大の成長市場と位置付け、販売拡大に注力する。
化粧品が高伸
ホーチミン高島屋の24年1~5月の売上高は前年同期比約13%増となった。売り上げシェアの高い化粧品分野が13%増と好調だ。特にスキンケア商品の伸びが著しい。5月下旬には「ラ・プレリー」「ラ・メール」などベトナム初のグローバルブランドが出店するなど、注目の売り場となっている。
この記事は有料会員限定記事です。繊研電子版をご契約いただくと続きを読むことができます。
すべての記事が読み放題の「繊研電子版」
単体プランならご契約当月末まで無料!