桐島かれんさんがクリエイティブディレクターを務める世界の雑貨とオリジナルの洋服のライフスタイル型ブランド「ハウスオブロータス」は、この秋冬物から洋服の卸売りを始めた。エスニックでリラックスした雰囲気のこのブランドの服は季節でいえば春夏のイメージが強いが、秋冬でも〝らしさ〟をうまく表現している。
秋冬は「ブリティッシュ・チャイナ」がテーマ。ウールのグレンチェック、インテリアのようなレトロモダンなフラワープリントなどを使いながら、ドルマンスリーブのビッグシルエットドレスやチャイナカラーのロングドレスを作っている。グレンチェックのドレスは縫い代の部分の表側に共布のバイアステープを当てて、手仕事を見せるようにした。フラワープリントのシリーズは、色が濃いグリーンと朱赤でチャイナ風。
キュプラにニットを貼ってチャイナ風刺繍を飾ったカーディガン、ポンチョのような形のビッグセーターなどのほか、セットアップできるベロアのトップとパンツもある。
今年3月にオープンした玉川高島屋SCの店は、客のニーズとも合って好調という。
レーヨンコットンのチャイナカラードレス5万2000円