伊藤忠、「ソフトサイエンス」独占販売

2015/07/21 15:26 更新


 伊藤忠商事と伊藤忠ファッションシステムはこのほど、米ソフトサイエンスとコンフォートシューズ「ソフトサイエンス」の日本およびアジア5カ国における独占輸入販売契約を結んだ。日本ではドウシシャを通じ16年春夏物から本格的に販売する。日本でブランドの認知度と価値を高めた上で、アジア5カ国(シンガポール、マレーシア、タイ、インドネシア、フィリピン)で順次販売を開始する。

 ソフトサイエンスはクロックスの創業者の一人で技術者でもあるスコット・シーマンズ氏と同社元CEO(最高経営責任者)のジョン・デュエーデン氏が13年にカリフォルニア州サンディエゴで立ち上げた。軽くて防臭効果に優れクッション性の高い独自開発素材「トライリオン」や独自開発のインソール型を使用することで、つま先からかかとにかけての体重負荷を分散し、足への負担を抑える。14年春夏物から販売したところ、「自然で健康的な歩行をサポートするとともにデザイン性が高いコンフォートシューズとして全米で人気が高まっている」という。

14年春夏から販売し米国で人気がでている「ソフトサイエンス」
14年春夏から販売し米国で人気がでている「ソフトサイエンス」

 日本では年齢、性別を問わず、「おしゃれなライフスタイルを楽しむ層」を対象にセレクトショップ、有力百貨店、専門店を中心に販売する。価格は1万1000~1万7000円など1万円台が中心。5年後に小売り価格で10億円の売り上げを目指す。24日まで東京ビッグサイトで開催するJFWインターナショナル・ファッション・フェアに出品する。



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