南米・ペルーに来ています。ペルー企業の海外市場開拓を目的とした、年に1度の国際トレードショー「ペルーモーダ2014」の取材のためで、今日が3日開催の最終日。午前中はブースに人が居てなかったりとのんびりしたもんだし、昨日で取材はだいたい終わった(ことにした)ので、ちょっとレポートしようと思います(写真にはギフトショーと思いっきり書いていますが、これは併催しているライフスタイル系の合同展です)。
ところで、ペルー経済は好調です。IMFの予測では、14年度も5.5%ほどの成長が見込まれ、同じく調子のいいボリビアやコロンビアなどアンデスエリアのなかでもトップパフォーマンスが続いているとか。足下の個人消費も悪くないようで、ようやくではありますが外資大型小売りチェーンも今年から来年に掛けて進出するそうです。
とまあ、堅い話はそれくらいにして、3年連続来ている印象ですが、出展者のレベルはあがってきており、運営やショーの内容もそれなりに洗練されてきています。見る目がないと評判の男が言っている話なんで眉唾ではありますが、きっとそうです、そのはずです。そうあってほしいです! そのあたりはローカルデザイナーも言っているので4月のどこかで本紙に書かせてもらいます。
あまり行かれた方は居ないでしょうから、ちょっとフェアの雰囲気を写真で紹介しようと思います。
僕が前回、前々回とお邪魔した時の会場は、リマの有名なショッピングセンター「ジョッキープラザ」近くの、その名の通り、競馬場に隣接したエリアでした。
時間のある時に少し物見遊山しましたが(なんせ、徒歩30秒なんで)、愚か者の税金と言われる馬券を握りしめた、いい顔したオヤジさんたちが昼からビール片手にヤジや笑い声時々真剣な顔という、なんとも愛おしい風景にずいぶん癒されたものです。
で、今回の会場は市街地から真反対の海沿い、コスタベルデ(緑はない)の特設会場です。少し南に行けばサーフィンも出来る素敵な場所なのですが、1週間前にチリで地震があったこともあり、ちょっと気にして来場を控える人も居るとか居ないとか。
写真は去年のものですが、会場はこのもう少し奥。
この風景は夜になると…
ため息が出そうです(ひとりだと余計に)。
今回パーティーなんかにも使っている裏のスペースにまわればご覧の通り、海です。のどかですねー。
と、なかなか会場内にまでたどり着きませんが、そろそろランウェイショーが始まるので続きはまた次回に。
永松浩介 THE SENKENおよびプチh、繊研plusの編集責任者が綴るエトセトラ