編み物ブーム、Z世代がけん引 糸の販売量が急増し夏も動く

2025/04/28 08:00 更新有料会員限定NEW!


ハマナカは4月17~19日の日本ホビーショーで韓国の糸メーカーと出店

 編み物ブームが続いている。24年夏ごろから兆しが見えはじめ、12月から本格化した。若い世代がブームをけん引しており、購入する製品や時期にも変化が生まれている。

(森田桃子)

 ブームの特徴は、編み物未経験の若い世代が参入している点だ。4月に開催された日本ホビーショーで複数の業界関係者に聞いたところ、火付け役とされるのは韓国発アイドルグループ「ルセラフィム」の宮脇咲良さん。SNSで自らが編んだ作品を発信し、それを見たZ世代を中心にブームが広がったという。実際、「手芸店に行っても10~30代が飛躍的に増えている。拡散力がすごい」との声は多い。従来のように編み図を見るのではなく、「ティックトックやユーチューブなどの動画だけ見て編んでしまう」層が一気に市場を活性化した。

昨年比4割増も

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