LAでアースデーにちなんだショー

2015/04/28 08:12 更新


 地球環境について考える日である4月22日(アースデー=地球の日)にちなんで、米ロサンゼルス(LA)のファッション地区にあるショールームビルの「ニューマート」で、「モダ360」が24、25日に開催された。

 運営担当のデボラ・ポカラスさんは、「これまでニューヨーク、ロンドンなどで開催してきたが、LAでは初めて。20人のファッションデザイナー、アクセサリーデザイナーなどが参加した」と話す。

 会場には、服、スカーフ、アクセサリー、写真などの商品や作品が展示され、ファッションショーは3回開かれた。

 米国西海岸発「パガヌヌ」、ブルガリア発「ロゼナ」、ロンドン発「タンマーム」、オーストラリア発「ピュア・ポッド」、コロンビア発「フアン・パブロ・マーティネズ」など、国際色豊かなブランドを披露した。

 デビューして6カ月のパガヌヌのデザイナー兼設立者のミシェル・パガニニさんは、「メンズやウイメンズの古着シャツをドレスやチュニックにアップサイクルしている」と話し、本格的な環境に優しい事業をめざし、消費者が自分の古着で服作りができるように、デジタルの型紙も販売しているという。

 100%コットンの素材から、環境に優しい色染め過程まで、環境保護にこだわるスカーフの「ボー・モンド」は、禅や空模様など、絵柄も自然がモチーフ。

 同展でデビューしたアクセサリーの「トーク」は、双眼鏡やカメラなどの日本や中国の工場から買い取ったプリズムの切れ端を利用している。

 次回は、10月にニューヨークで開催する予定。

(ライター、藤本庸子)

 展示会場には15ブランドの商品と5人のアーティストの写真など作品が並んだ
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ブルガリアのエコフレンドリー・ブランド「ロゼナ」
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「パガヌヌ」のデザイナー、ミシェル・パガニニさん(右)が着用しているのはメンズシャツを利用したワンピース。モデルが着用しているのはウイメンズシャツを利用したチュニック
「パガヌヌ」のデザイナー、ミシェル・パガニニさん(右)が着用しているのはメンズシャツを利用したワンピース。モデルが着用しているのはウイメンズシャツを利用したチュニック
光りが当たってさまざまな色が楽しめるプリズムで作った「トーク」のペンダント
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