どう向き合う?秋のレディスMD 抜本的見直しが不可欠

2025/06/09 06:29 更新有料会員限定NEW!


“暑秋”を打ち出すクロスプラス。注目度を高めるために展示会場には大きなをパネル配置しキャッチーな言葉をアピールした

 量販店向けレディスアパレルメーカーの秋冬商戦の中で、特に〝秋〟は売り上げ確保が最も困難な季節だ。気候変動や消費行動の変化で、従来のMDが通用しなくなっている。秋にどう向き合えばいいのかを考えた。

(森田雄也=名古屋編集部)

【関連記事】量販店向けレディスアパレルの25~26年秋冬商談 「暑い秋」「短い冬」向けのMDが鍵

 記者が量販店向けレディスアパレルを取材し始めた15年程前は9、10月に取材すると「暑くて秋物が飛んだ」としばしば聞いた。「飛んだ」は業界では「売る機会を逃した」を意味する。秋物が難しいシーズンという点では今と大きな差はないと言える。ただ一つ、今と違ったことがある。

〝方程式〟が通用しない

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